☆ 令和6年度基本方針 ☆

はじめに
 昨年5月に新型コロナウイルス感染症は5類に分類され、令和5年度に計画された大会等の事業運営が平時の形の中で無事終了することができました。 
 また、令和5年度は多岐に渡る連盟創立50周年記念事業が大成功に終了したことは、加盟団体皆さんのご理解、ご協力の賜物と感謝しております。
【基本理念】 
 静岡県小学生バレーボール連盟は、この数年間の団活動の停滞を教訓としながら、ど真ん中に子ども(選手)におき、バレーボールを通して、ボールをつなぎ、心をつなぐことの大切さをはぐくみ、感謝する心を忘れず、小学生バレーボールが持つ価値(楽しさ、喜び、つながり等)を高めることで人間性豊かな選手の育成を目指します。
 また、地域に根付いた団活動を推進し、バレーボールの普及と発展に努めてまいります。

【基本方針】
1.元気で輝きのある子ども(選手)の育成
(1)スポーツ好きな子どもの育成
 バレーボールを通じてスポーツの素晴らしさを実感して、心から「バレーボールが大好き」と言える子供を育成していきます。
(2)スポーツマンシップを身につけ心豊かな子どもの育成
 バレーボールは、他の競技と同様、礼に始まり礼に終わる競技です。
 スポーツを通じて、「あいさつ」「言葉使い」「相手を思いやる気持ち」そして「感謝する心」を身に付けることができます。社会のルールを守り、笑顔が絶えない子供を育成していきます。
(3)次ステージで活躍できる子どもの育成
 バレーボールは生涯スポーツです。
 指導者は、子どもたちに目標達成に向かって努力すること、バレーボールの楽しさを指導し、次ステージ(中学校)で活躍できる子供を育成していきます。

2.健全な財政の確立
 加盟団体の減少により収入源の登録料や大会参加費は減少となるため、大会運営費の圧縮やリモート形式による会議の実施を模索し、恒久的な財政安定化を図るよう取り組みます。

3.体罰、暴言、不適切な指導撲滅のための取り組み
 「指導する」という行為は、コミュニケーションの形態であって、相手に理解 されて初めて成立します。選手に対して、指導者としての地位や優位性を背景に 指導の適正な範囲を超えて、精神的、身体的な苦痛を与える反倫理的行為(体罰、暴言、パワハラ)は慎まなければなりません。
 指導者は、選手に寄り添ったよき指導者、グットコーチングを志し、選手との間の相互尊敬の関係を築くため、コンプライアンス事項の周知徹底をなお一層強化していきます。
 また、「指導者宣誓」の実施を引き続き進めてまいります。